浦島太郎(亀太郎)
乙姫(鶴姫)
亀(アケロン)
子供

ミレシアンA
タイ
ヒラメ

演奏者
初心者

 

↓これからのタスク

メモ:現在518行なので、最終的には450行(68行)ほど削りたい! ただ、今回はミュージカル1回だし、テンポも良いので、今のままでも行けるかもしれない!!

メモ:紙芝居のところをもう少しだけ追加? 最後の方が呆気ないので、もう少し乙姫が落ち込んでいてもいいかも。

メモ:中盤以降暗いので、クスッと笑える表現を入れてみている人を飽きさせない

→隙あらば「あるあるネタ」で親近感

メモ:乙姫の性格がウザいので もっとマイルドに

メモ:わかりにくい表現を添削 作者にしかわからない意図を排除

メモ:なるべく行数を減らす

メモ:前回の逃走シーンのように、アクロバティックな演出を入れる

修理100%ネタ

 

●むかしむかし、あるところに、困っている人を見ると放っておけない性格の「浦島太郎」という若者がいました。

●ある日、浦島がキアダンジョンに向かっていると、大きな亀が子供たちに襲われていました。

 

 

子供「オラァ! 経験値よこせよー!!」

 

浦島「キミ、それくらいにしてあげたらどうだ?」

 

子供「なんでだよー? 僕が捕まえた亀なんだから、何をしようが勝手だろー!?」

 

●あまりにも理不尽な子供の言葉に、亀は涙を流しながら浦島の顔を見つめます。

 

浦島「わかった。それなら俺が亀を買い取ろう。1000ゴールドでどうだ?」

 

子供「うーん、このカメは特別で凄いカメだからなぁ。すごくレアなんだよね」

 

浦島「2000ゴールド」

 

子供「もう一声!!」

※最近お年玉バラマキで相場が上がった

 

浦島「わかったよ、2500…いや、3000ゴールドで勘弁してくれ」

 

子供「へへっ、毎度ありー!!」

 

●浦島からお金を受け取った子供は、上機嫌でその場を立ち去りました。

 

亀「ありがとうございます、私なんかのために」

 

浦島「別にいいのさ。また困ったことがあったらいつでもメッセしてよ」

 

●その言葉を聞いた亀は深く感動します。そして、何かお礼ができないかと考えました。

●気が付けば浦島は、亀に強引に竜宮城へ連れられていました。

●そこで運命の出会いを果たします。

 

乙姫「まあ、アナタが亀を助けてくださったのですね。本当にありがとうございます」

 

浦島「わあ、奇麗なグラフィックな人だなぁ。まるでNPCのようだ」

 

乙姫「ふふふ、竜宮城はケルラ海岸の奥深くにある、未実装のコンテンツなんですよ」

 

浦島「聞いたことが無い場所だなぁ。いつか実装される予定なのかい?」

 

●二人はすぐに仲良くなりました。その時に浦島は、

●竜宮城は後に実装されるために予め用意されてるコンテンツ、だということ

●乙姫もNPCであり、一度も外の世界に行ったことがない、ということ、

●毎日同じことの繰り返しで、正直飽き飽きしていることを教えてもらいます。

 

●浦島はそんな乙姫のために、毎日竜宮城に通ってはエリンでの生活のことを話してあげました。

●毎日楽しそうに話す浦島を見て、乙姫も外の世界に憧れを持つようになりました。

 

乙姫「亀さん、私もエリンに行って参ります!」

 

亀「えぇえ!? 外の世界はとっても危ないんですよ! 子供にイジメられますよ! 考え直してください!」

亀「私たちは竜宮城が実装されるまで、ここで大人しくしてましょうよ!!」

 

乙姫「問題はありません、パソコンを新調したおかげでスペックも足りてます。」

乙姫「なにより浦島さんがついてくれていますから」

※パソコンのスペックのディティール化

 

亀「そういう問題じゃありませんよ~!」

 

●亀がいくら説得を試みても、乙姫の決意は変わりませんでした。

●どうしても外の世界が見たい、という気持ちもありましたが、

●秘かに浦島のことが気になり始めていたのも事実でした。

 

★乙姫がG1っぽい衣装に着替える。主人公はライトメイル。

 

●その日から、浦島と乙姫のファンタジーライフがスタートしました。

●ある時は、

 

乙姫「わああ~!! 浦島さん助けてください~!」

※黒狼うんぬん

 

浦島「ええ!? チャットを打つ余裕はあるのに!」

浦島「今助けるから待ってろよ~!!」

 

●またある時は、

 

乙姫「浦島さん、なぜあの方々は看板を叩き続けていらっしゃるのですか?」

 

浦島「レアアイテムが出るって都市伝説があるんだ。俺もチャレンジしてみたけど無理だったな~」

 

乙姫「それは面白そうですね! 今度チャレンジしてみます!」

 

浦島「都市伝説なんだから、ほどほどにな~」

※実際に叩いて何か出てくると面白い

 

●そのまたある時は、

 

浦島「あ~! 今回も聖堂のバイトを請け負えなかった~!」

 

乙姫「そんなに人気のあるコンテンツなのでしょうか?」

 

浦島「そりゃもう争奪戦さ! バイトの時間になったらすぐに申し込まないとな」

 

乙姫「他の方と競うのが苦手なので上手くできるのが心配です…」

 

浦島「そこは少しずつ慣れていくしかないな~。一緒に頑張ろう」

 

乙姫「ええ、ありがとうございます」

 

●毎日毎日、

 

浦島「こうやって蜘蛛の近くに居ると、糸を落とすんだ」

 

乙姫「地味な作業ですが止まりませんね」

 

子供「うらああああ! 荒らしの登場だあああ!」

 

浦島「こら! 糸を拾っていたのになんてことをするんだ!」

 

子供「みんなのフィールドなのにルールもクソもあるかよ~!」

子供「お前の物は俺の物! 俺の物はお前の物だ!!」

子供「それに俺はアルビ下の通行証が欲しいんだよ~!!」

 

乙姫「ここにはいろんな人がいらっしゃるのですね」

 

浦島「ああいうのは相手にしないのが一番さ」

 

●毎晩毎晩、

 

浦島「うわ~! すげ~! チャイナ服着てる人がいる!」

 

乙姫「そんなに凄い服なのですか?」

 

浦島「30万ゴールドもするんだ。なかなか買えるもんじゃないさ」

 

乙姫「30万!? 一体何匹の狐を狩れば良いのやら…」

※もっとリアクションを具体的に 計算してもいいかも 計算が早くて浦島にネトゲ向いてると言われる

 

●来る日も来る日も、

 

初心者「オロオロ…」

 

浦島「どうかしたのかい? 俺にできることがあったら何でもするよ」

 

初心者「ありがとうございます!」

 

乙姫「浦島さんは皆に優しいのですね」

 

浦島「そうかなぁ。なんだかほっとけなくてさ」

 

乙姫「とても素敵なことだと思います」

 

浦島「なんだか照れるな」

 

●ふたりで一緒に、

 

浦島「よし、そこでIBカウンターだ!」

 

★乙姫がモンスターにIBカウンター

 

浦島「ああ、失敗!」

 

乙姫「まだいっぱいいっぱいで…」

 

浦島「ま、落ち込んでも始まらないから、気を取り直して頑張ろう!」

 

乙姫「頑張ります!」

 

少年「狼だー!! 巨大狼が出たぞー!!」

 

浦島「なにっ!? もうそんな時間か!」

浦島「一緒に巨大オオカミを狩りに行こう!」

 

乙姫「ええ…?! でも…」

 

浦島「大丈夫、ほかにもたくさんの人がいるから! ほらっ!」

 

乙姫「ち、ちょっと~!」

 

●思い出を作っていきました。

 

浦島「いまだ! チャンス!!」

 

★乙姫がゴーレムにスマッシュ

 

乙姫「や、やったー!!」

 

浦島「すごいじゃないか! ついに目標だったゴーレムを倒したなっ!」

 

乙姫「これもファイアボルトカウンターを教えてくださった浦島さんのおかげです!」

 

浦島「いやいや、努力のたまものさ」

浦島「ところでさ、今日はプレゼントがあるんだ」

 

乙姫「えっ」

乙姫「チャイナ服じゃないですか! こんな高いものいただけません!」

 

浦島「いや、キミに貰って欲しいんだ」

浦島「プレゼントをしようって決めた日から、お金を貯めている間はずっと楽しかったからさ」

 

乙姫「ありがとうございます…。なんとお礼を申し上げて良いのやら…」

 

———————100

 

浦島「気にしない気にしない! それより、さっき宝箱から出たフォックスESを貼ってみないか?」

 

乙姫「ええ! 失敗したら耐久が削れちゃう…」

 

浦島「大丈夫だって!」

 

乙姫「どきどき…」

 

★失敗する ががーん

 

浦島「ああああああああああああ」

 

乙姫「あああああああああああああああああ」

 

乙姫「た、耐久は…?」

 

浦島「よかった、2しか削れていなかった」

 

乙姫「ホッ…」

 

浦島「それじゃあもう一度!」

浦島「やったああああああああ!」

 

乙姫「やったあああああああああああああ!」

 

浦島「数値は最大3の最小2か。惜しかったな」

 

乙姫「いえ、凄く嬉しいです! 一生大事にします!」

 

浦島「そんな一生だなんて大げさな…」

 

乙姫「だから…これからも一緒に居てくださいませんか?」

 

浦島「えっ、もちろん!! こちらからもよろしく!」

 

乙姫「よろしくお願い致します」

 

●二人の仲は次第に、次第に深くなっていきました。

●楽しい日々が続き、乙姫がエリンで遊ぶようになってから、数か月の月日が流れていました。

●ある日、竜宮城の亀に呼び出された二人はケルラ海岸の奥深くへと向かいます。

 

亀「大変です、乙姫さま! 玉手箱の様子がおかしいのです!」

 

乙姫「まあ、玉手箱が。 運営様に報告しなくては」

 

亀「私も急いで各方面に連絡します!」

 

★亀が退場

 

乙姫「浦島さん、どうやら竜宮城内部で不具合が発生しているようです」

乙姫「何があってもその『玉手箱』を空けてはいけませんよ?」

 

浦島「了解、わかったよ」

 

★乙姫が居なくなる

★浦島が玉手箱に近づく。乙姫が登場。浦島は慌てて休憩する。

 

乙姫「いいですか? 絶対にぜ~ったいにあけちゃいけませんよ!?」

 

浦島「わかってるよ~」

 

★浦島が玉手箱に近づく。乙姫が登場。浦島は動きを止める。だるまさんが転んだみたいな感じ。

★無言で乙姫が立ち去る。

※最近お年玉バラマキで相場が上がった「おいやめろ」と乙姫が性格が変わると面白い

 

浦島「ダメって言われたら余計に気になるんだよなぁ」

浦島「ちょっとだけ覗いてみよう」

 

●浦島は溢れ出る好奇心を抑えきれず、玉手箱のフタを空けてしまいました。

 

浦島「うわああああああ」

 

★浦島が凍結。氷漬けになって固まる椅子?

 

乙姫「きゃあああああああ!」

 

亀「乙姫様、どうされました!?」

 

乙姫「う、浦島さんのIDが凍結されてます!」

 

亀「ああああ、だから運営様が対処するまで触るなって言ったのに!!!」

亀「きっとバグ利用者だと勘違いされたのかもですよ!」

 

乙姫「浦島さんは戻るのです!? ねぇ、このカメェエエ!」

 

亀「わかりませんよ! 私はコンテンツとしても地位が低い下っ端なので!!」

 

●その晩、竜宮城内は一気に大混乱に陥りました。

●場内のスタッフが何度修復を試みても、浦島の凍結が戻ることはありませんでした。

●なんと可哀そうなことに、そのままエリン時間で560年の月日が流れてしまいました。

※ここを変える 年代をもっと具体的に

 

—————–143———————

 

★浦島の凍結が解除

 

浦島「あれ、ここは?」

浦島「おかしいな。竜宮城に居たはずなのに、いつの間にかティルコネイルに居るだなんて」

 

●そう言って辺りを見回した浦島は、すぐに異変に気が付きます。

 

浦島「あれ、なんだか人が少ないような気がする」

浦島「それに、住民も見たことがない服装ばっかりだ。顔のパーツも細かい」

 

浦島「ハッ、そうだ! 聖堂のバイトに行かなくては! 他の人たちに先を越されてたまるか!」

浦島「あれ…? 他に聖堂のバイトをしている人がいないだと?」

浦島「墓地でも名物の『荒らし小僧』も見かけなかったし…」

 

浦島「他に人がいるからメンテナンス中ってわけでもなさそうだしな」

浦島「まあ良い。バイトが終わったら狼狩りにでも行こう」

 

★移動する

 

浦島「狼狩りPTが無いだと…? 一体どういうことなんだ!」

浦島「狼を狩らなきゃ何でお金を稼げっていうんだ!」

 

★ここで騎乗ペットが通り過ぎる

 

浦島「うわああ! なんだあれっ!」

浦島「犬猫以外にペットがいたのか!? しかも背中に乗ってる!!」

※チートか!?

 

★一般人が通り過ぎる

 

浦島「よく見たら翼を生やしている人がたくさんいるな…」

浦島「みんなモリアンみたいに女神なのか? NPCが動くようになったんだろうか」

 

●あまりにも不思議な現象が多すぎたので、浦島は近くにいた人物に質問することにしました。

 

浦島「狼狩りPTって無くなったのかい?」

 

ミレシアンA「狼狩り? 今時そんなことしている人いないよ~」

 

浦島「今時って! つい最近まで毎日のように行われていたじゃないか!」

 

ミレシアンA「狼狩りなんてG1時代の話でしょ? 今はG23なんだから無くなって当然だよ~」

 

浦島「え…G23!?」

 

●突然の出来事に、浦島の頭の中はパニック状態になってしまいました。

 

浦島「えええええと、一緒にキアダンジョンでもどう?」

 

ミレシアンA「ごめんね~、今からクラーケンでタコ焼きパーティーなんだよね~」

 

●ミレシアンはそう言うと、急ぎでその場から立ち去ってしまいました。

 

浦島「イカで…タコ焼き? いつのまにか竜宮城が実装されたのかな????」

浦島「あああ、そんなことよりもG23って! いったいどうなっているんだ!」

 

●その時、浦島の目に見覚えのあるキャラ名が表示されました。

 

乙姫「新しいコンテンツ難しかったな~w」

 

タイ「あれは流石に鬼畜ッスよ」

 

★一度通り過ぎてから、浦島が振り向く。

 

浦島「え…? 乙姫…?」

 

乙姫「えっ!?」

 

★乙姫が一度後ろを向く。

 

乙姫「……………………………」

 

浦島「乙姫! 今日も一緒にゴーレムを…」

 

乙姫「浦島くん~! めっちゃ久しぶりじゃーんwwwww 560年ぶり!?」

乙姫「めっちゃ懐かしいんだけどww」

 

浦島「乙姫…、ずいぶんとキャラが変わってないか!?」

 

乙姫「ソレいつの時代の話~ww」

 

浦島「そんなに草なんか生やして! はしたないから止めなさい!!」

 

乙姫「560年経って変わらない人が居たら逆に教えてよ~w」

 

平女「昔の乙姫は大人しかったから」

 

乙姫「昔の話は恥ずかしいからやめろってww」

 

汰「乙姫の知り合いッスか? 紹介してッス」

 

乙姫「ゲームを始めた頃に仲が良かったフレさん!」

 

汰「560年前って言ったらG1の頃ッスか~。大昔ッスねぇ」

 

浦島「フレって…。 確かにそうだけど、ずっと一緒に居るって誓った仲じゃないか!」

 

乙姫「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

 

乙姫「全チャでそのセリフはやめて~! 流石に恥ずかしいようwwwww」

 

平女「本人は大真面目みたいだから可哀そうだよ」

 

乙姫「そっか、ごめんね!」

乙姫「このジャイアントの子は平女(ひらめ)ちゃん! 大人しいけど凄くいい子!!」

乙姫「そしてこっちのエルフは汰(たい)くん! 戦闘が上手なの!!」

乙姫「いつもみんなで一緒に遊んでる感じ! 紹介は以上!」

 

●その後、浦島はこの560年に起こった出来事を詳しく教えてもらいました。

●3人はとても仲が良く、これまでのコンテンツを一緒に追いかけて来た仲間とのことでした。

 

浦島「あまりにも突然すぎて全く理解が追い付かないな…」

 

乙姫「しょうがないよ、560年も経てばねぇ」

 

————————200————————–

 

浦島「と、とにかく、今の時代でもダンジョンはあるんだろ?」

 

乙姫「え、うん。あるにはあるけど…。 みんなどうする?」

 

浦島「最新のダンジョンに連れて行ってくれよ! 久しぶりに一緒に戦おうじゃないか!」

 

汰「ぶっちゃけ、おすすめはしないッスけどねぇ」

 

★場所が変わる

★クラーケンにボコボコにされる浦島。 何度も死んだふり? 普通にPVPでもいいかも。

 

汰「やっぱこうなるッスよねぇ」

 

平目「可哀そう」

 

乙姫「いきなり最新のダンジョンは無理だって!」

 

汰「しょうがねぇ、行くッスよ!」

 

平女「了解」

 

★みんなでクラーケンに技を発動。倒す。

 

乙姫「浦島くん~! 大丈夫~?」

 

浦島「くっ、これじゃごり押しじゃないか…」

 

汰「復帰した人は皆そう言うんスけどぉ~」

汰「ごり押しに見えて、ギミックを覚えたりで、やってみると意外と忙しいんスよぉ~」

 

浦島「基本的なアイスボルトカウンターすらやって無いじゃないか!」

 

平女「何?」

 

浦島「よし、じゃあやってみようか!」

 

★ヒラメがモンスターに返信した人とPVP

 

浦島「まず、敵に向かってアイスボルトを2回放つんだ」

浦島「そうすると、高確率でアタックを仕掛けてくるから、それをカウンターで撃退する」

 

平女「わかった」

 

浦島「よし、やってみよう!」

 

★平女がアイスボルトを2回チャージ

 

浦島「よし、上手いぞ!」

 

★平女がモンスターにランスチャージ

 

浦島「何でだよおおおおお!」

 

平女「こっちの方が早い」

 

浦島「基本的なことなんだから覚えておかないと!!」

浦島「じゃあ、次は汰くんがファイアボルトカウンターをやってみようか」

 

汰「ウーッス」

 

★汰がモンスターとPVP(もっと早く準備しててもいいかも)

★汰がメテオストライクを構える

 

浦島「ねえ、いきなり構えが違うけど! なんか空が曇ってきたけど!!」

 

★メテオストライクを放つ

 

浦島「おいやめろ!!!! 確かに火の玉だけどサイズが違いすぎるんだが!!」

 

汰「結果的に倒せれば一緒でしょ? 面倒ッスねぇ」

 

浦島「い、いや! それでもやっぱり基本的なことを覚えておけば応用が…」

 

汰「あ~~ダルイッ! せっかく戦闘に付き合ったのに、そんな扱いは無いっスよ」

汰「行こうぜ平女、乙姫~」

 

平女「うん」

 

★汰と平女が退場

 

乙姫「あっ、でも…」

 

★困る乙姫(ここでちょっと素を出す。優しい感じ。無理して明るい性格を演じているので、たまに崩れる!)

 

浦島「ごめん、頭の処理が全く追い付いていなくて。今の自分の気持ちがわからないんだ」

 

乙姫「…うん、ごめんね」

乙姫「じゃあ、先に行ってるからね~! 元気になったらまた遊ぶぞ~w」

 

●昔助けていたはずの乙姫に助けられ、自分の常識が全く通用しない世界に飛ばされ、

●情けなさと恥ずかしさ、そして怒りにも似た感情が彼を支配していたのです。

 

演奏主催者(実名を入れる)「みなさん、第●回●●に参加していただきありがとうございます」

演奏主催者「今日もみなさんのMMLをお互いに紹介しましょう!」

 

※提案、実際に樽鯖で開催されているイベントの主催者様に交渉をして、実名とイベント名を宣伝させてもらえないか聞いてみたい! 劇中に実在の人物とイベントを出してみたい! できればティルコネイルで開催されている演奏会が良いかも。

★演奏がスタートする

★主人公がぼーっとしながら演奏を聴く。

 

主人公「俺はいったいどうすればいいんだ……」

 

★乙姫が登場

 

乙姫「すごいよね、今は自動で演奏が合わせられるんだよ」

 

浦島「ああ、昔は皆で『せーの』で合わせてたのにな。吹き出しに合わせたりとかな」

 

乙姫「そうだっけw 懐かしいな~w」

 

浦島「いつの時代にも演奏はあるんだな」

浦島「ここで演奏を聴いてようやく時が流れたことを実感したよ」

 

乙姫「演奏もね、変わってないように見えて歌が実装されたり、楽器が増えたりしてるんだよ」

 

浦島「変わったな。 ゲームも、乙姫も」

 

乙姫「………当たり前だよ」

 

浦島「こんな時代で生きていけるか正直不安だ。 あの頃に戻りたい。あの頃は良かった…」

 

乙姫「ま、落ち込んでも始まらないから、気を取り直して頑張ろう! じゃ、またね!」

 

★乙姫が退場

 

浦島「くそっ、認めない! 俺は絶対に元の世界に帰るんだ!!」

 

●その日から、浦島は元の世界に戻る方法を探し始めました。

 

★看板を叩き続ける浦島

 

乙姫「ねえ、何してるの?」

 

浦島「G1の時と同じ行動をすれば戻れるのかと思ってな!」

浦島「都市伝説の装備をゲットしようとしてるんだ!」

 

乙姫「まだそんな都市伝説を信じてたんだw」

 

★狼狩りPTを出す浦島

 

乙姫「来るわけないじゃんw いまいつの時代だと思ってるの?」

 

浦島「いいや、来るね!」

 

★乙姫から退場。浦島も退場。

★巨大黒オオカミにペットミサイルを放つ浦島

 

乙姫「今度は何してるの?」

 

浦島「ペットミサイルだ。戦術の基本だろう」

 

乙姫「今は召喚するだけでダメージを与えられるペットがいるのに、わざわざ犬猫で攻撃しなくてもw」

 

浦島「気が散るから向こうに行っててくれ!」

 

★乙姫から退場。浦島も退場。

 

乙姫「そういえば転生はしないの? 今はたくさん転生ポーションが貰えるよ?w」

 

浦島「転生すると元の世界に帰れなくなる気がするから嫌だ」

 

乙姫「そんなことないってば! ね、一緒に転生しよ?」

 

浦島「うるさああああああああああああああい!!!」

 

乙姫「え~、人が親切に新しい要素を教えてるのにww」

 

浦島「俺は元の時代に帰るんだよ!!!」

 

乙姫「元の時代って何???」

乙姫「今の時代にも私は居るじゃん? 昔にこだわりすぎだよ~w」

 

浦島「何度も何度も転生を重ねて、性格まで変わり果てたキミが?」

浦島「キミは俺の知っている乙姫じゃない!!」

 

★ちょっと間を空ける

 

乙姫「…………さようなら」

 

浦島「おい、ちょっと!!」

浦島「気のせいか? 一瞬昔の乙姫が見えたような…」

浦島「いや、気のせいだ! 俺の居るべき時代はここじゃない!」

 

★どこかに行こうとする浦島の後ろから初心者が話しかける。

 

初心者「あの…すみません、私初心者でして、右も左もわからない状況なんです」

初心者「一人だと難しいダンジョンがあって…。 手伝って貰えませんか?」

 

★無言で2人とも体質。

 

★ここからダイジェスト。BGMはアルバム動画に流れるような、シンプルなもの? オルゴールみたいなもの。(短音じゃなくてもOKです)

 

———–278————-

 

●ここはG1時代の浦島が凍結されて間もない頃のティルコネイル。

 

乙姫「ずっと一緒に居ようって約束したばっかりだったのに…」

乙姫「玉手箱は空けちゃダメって言ったのに!」

 

乙姫「ううん、私にも悪いところはあったはず。玉手箱から目を離さなければ良かったんだよね…」

乙姫「よし、今度会った時は明るい笑顔で迎えてあげよう!」

 

●更に数か月の月日が流れました。

 

乙姫「やっとIBカウンターを使ってダンジョンをクリアできるようになったよ」

乙姫「早く見てもらいたいな…」

 

乙姫「でもIBを『カキーン』って弾く敵もいるんだね。怖かったなぁ」

乙姫「また一緒にダンジョンに行きたいな…」

 

●そこから更に1年後。

 

★馬に乗って2人乗りする人を見かける。 汰と平女がちょうどいいかも!

 

乙姫「二人乗りのペットが実装されたんだね」

乙姫「いいな~、どんな感じなんだろう」

 

★平女と汰が近くに歩み寄ってくる。

 

汰「いつもここに一人で居るッスよね」

汰「よかったら一緒にダンジョンでもどうッスか?」

 

乙姫「えええ!? 私、戦闘が苦手ですし、ご迷惑をおかけしてしまうかと…」

 

平女「問題ない」

 

汰「ほら、乗って乗って! 平女は自分の馬でヨロシク!」

 

平女「了解」

 

★乙姫が汰の馬に乗る。

★しばらくして再び乙姫だけ入場。

 

乙姫「つい最近、仲のいいお友達ができたよ。しかも2人も!」

乙姫「早く浦島さんにも紹介してあげたいな」

 

★通行人が数名通りがかる。

 

乙姫「そういえば、最近のお洋服のデザインも初期に比べてだいぶ可愛くなってきたな…」

乙姫「でも、チャイナ服もあるし…」

 

★乙姫が可愛い動物系のローブを着る

★汰と平女が登場

 

汰「おっ、ローブを着るなんて珍しいッスねぇ」

 

平女「あざとい可愛い」

 

乙姫「へへw 今後は動物路線でいこうかなってw」

 

汰「珍獣にならないでくださいッスよ? ただでさえダンジョンでの動きが不思議なんスから!」

 

乙姫「ならないよーだ!」

 

●更に数年後。

 

乙姫「アバタースロットが実装されたから、衣装チェンジしてみたよ~!」

 

汰「おっ、似合うじゃないっスか!」

汰「でも、アバタースロットの下はいつものチャイナ服っすね」

汰「アバスロはエンチャが強めで、見た目がチグハグな装備を隠すために使うのが良いッスよ?」

 

————-310——————–

乙姫「うん、知ってるけど、なんとなくw」

 

平女「エンチャントは何故フォックス? しかも数値が3-2のまま」

 

乙姫「あまり気にしてない!」

 

汰「そういう細かいところを気にしないのが良いところッスけどねぇ」

 

乙姫「ありがとうw」

 

平女「…………………」

 

★また入退場

 

乙姫「結局、竜宮城は未実装のまま無くなっちゃった」

乙姫「私はミレシアンとして生きることを決めたけど、」

乙姫「亀さんや他のスタッフ達は皆居なくなっちゃったよ…」

 

乙姫「私の周りから少しずつ消えていく」

乙姫「きっと浦島さんも、本当はもう戻らないんだろうな」

 

★平女登場

 

平女「どうした? 暗い顔をして」

 

乙姫「ううん、何でもないよ~」

 

平女「そっか。それならよかった」

 

乙姫「うんうん」

 

平女「そろそろチャイナ服の事を教えてくれてもいいんじゃないか?」

 

平女「女同士でしか言えないこともあるだろう」

 

乙姫「えっ、ただのG1時代の思い出に着てるだけだよ!?」

 

平女「最大値じゃない大昔のエンチャント。」

平女「かと思えば、それを補うかのように廃細工でカバー。」

平女「誰がどう見ても不自然だぞ?」

※最近お年玉バラマキで相場が上がった 廃細工をディティール化

 

乙姫「……………」

 

平女「言いたくないなら別にいいが、無理をしているように見えたんでな」

 

乙姫「平女ちゃんには全部見抜かれてそうだね…」

乙姫「実はね……」

 

★間を作る。エモを出して吹き出しを表示? 絵チャットでゴニョゴニョとかでも面白いかも!

 

平女「そうか、話してくれてありがとう」

平女「辛いときは私がいるから」

 

乙姫「ありがとう」

 

平女「それにしても、汰は苦労しそうだな」

 

乙姫「え? なんで汰くんが?」

 

平女「じゃあ、今日のトゥデイにでも行こう」

 

乙姫「えっ、待ってよー!」

 

●そこから更に数年後。

 

★乙姫が舞台奥から入場。

★少し間を空けてから、チャイナ服を捨てる。

★そのまま舞台奥に退場。

★少し間を空けて、再び入場

★チャイナ服を拾って、泣く?エモをして、また退場。

★舞台上手から浦島入場

★舞台の下手から乙姫、ひらめ、汰の入場。

 

 

乙姫「新しいコンテンツ難しかったな~w」

 

タイ「あれは流石に鬼畜ッスよ」

 

★一度通り過ぎてから、浦島が振り向く。

 

浦島「え…? 乙姫…?」

 

乙姫「えっ!?」

 

★乙姫が一度後ろを向く。

 

乙姫「(なんでなんで!? なんで今更!?)」

乙姫「(せっかく乗り越えたと思ったのに…)」

乙姫「(もう傷つくのは嫌だ…。 でも、友達としてなら、また…)」

乙姫「(笑顔、笑顔で迎えてあげなきゃ!)」

 

浦島「乙姫! 今日も一緒にゴーレムを…」

 

乙姫「浦島くん~! めっちゃ久しぶりじゃーんwwwww 560年ぶり!?」

乙姫「めっちゃ懐かしいんだけどww」

 

浦島「乙姫…、ずいぶんとキャラが変わってないか!?」

 

乙姫「ソレいつの時代の話~ww」

 

★全員が退場

★乙姫と浦島が入場

 

乙姫「元の時代って何???」

乙姫「今の時代にも私は居るじゃん? 昔にこだわりすぎだよ~w」

 

浦島「何度も何度も転生を重ねて、性格まで変わり果てたキミが?」

浦島「キミは俺の知っている乙姫じゃない!!」

 

★ちょっと間を空ける

 

乙姫「キミの知っている乙姫じゃなくてごめんね、さようなら!」

 

浦島「おい、ちょっと!!」

 

●そして現在。乙姫たちのたまり場にて。

 

汰「今日はアイツを追いかけまわさなくても良いッスか?」

 

乙姫「別に追いかけまわしてたわけじゃないよw ただ一人で遊びたそうだったからね~」

 

汰「精霊の名前までアイツと同じだし、気でもあるんスか?」

 

乙姫「まっさかーw なんとなく思いついただけだって」

乙姫「精霊のアプデが来たら新しい精霊に変えようと思ってるしさ!」

 

平女「精霊のレベル上げ手伝うぞ…」

 

●その時、初心者が慌てた様子で駆け寄ってきました。

 

初心者「す、すみません! どうかお力を貸していただけませんか!」

 

汰「どうしたッスか?」

 

初心者「ライトメイルを着た浦島さんという方に、ダンジョンの攻略のお手伝いをお願いしたのですが、」

初心者「今ダンジョンの中で、敵わない相手に延々と戦いを挑んでいるんです!」

初心者「14年目のタイトルをつけてたので、てっきりベテランさんと勘違いしちゃって…」

 

汰「行く義理なんかねーッスよ」

 

平女「無視」

 

初心者「そんなっ! 彼は『困っている人は放っておけない』って言ってくれて…」

初心者「僕とそんなに強さが変わらないのに…うぅ…」

 

乙姫「行こう」

 

★少し間を空ける。

 

汰「そう来ると思ったッスよ。付き合いも長いッスからね」

 

平女「急ごう」

 

乙姫「みんな、ありがとう!」

 

●こうして3人は、浦島が一人で戦うダンジョンへと向かったのでした。

 

—————385—————

 

浦島「くそっ、今の俺じゃコイツは倒せないってのか…!」

※最近お年玉バラマキで相場が上がった ゾンビアタック

 

★何度も浦島が起き上がっては倒される。

★3人が登場

 

浦島「俺は俺のやり方で困った人を助けたい!!」

 

★IBカウンターやろうとして失敗?

★乙姫が浦島を復活させる

 

乙姫「目を覚まして! あなたの知っているIBカウンターはもうこの世に存在しないの!!」

※ダイナミック戦闘システムうんぬん

 

浦島「乙姫、その服は…!」

 

乙姫「あぶない!」

 

★ボスが浦島を攻撃

 

浦島「今の俺では誰も救うことができないのか…」

 

汰「乙姫、ボスがこっちにくるッス! 戦闘準備ッスよ!」

 

乙姫「きゃああああ!」

 

汰「しまった! 急ぎ過ぎてみんな戦闘準備をしていなかった!」

 

★倒される3人

★起き上がる浦島

 

浦島「くそっ、こうなったら奥の手だ!」

 

乙姫「もうやめて! あなたの気持ちは十分に伝わってるから! 初心者の人も分かってたから!」

 

浦島「うおおおおおおおおおおお」

浦島「リンゴだ! リンゴのパワーを見せてやる!!!」

※昔のヒーローアニメのような変身シーン

 

乙姫「ま、まさか! そんなことをしたら、今度こそB●Nになるよ!!」

 

浦島「自分を貫いてB●Nされるなら本望だ!!」

 

—————-400——————–

 

浦島「リンゴ魔人、見参!!」

 

●説明しよう! リンゴ魔人とはG1時代の初期に現れた、

●リンゴを食べてステータスを過剰にブーストしたミレシアンのことを指すのだ!

 

浦島「いざ参る!!」

 

★浦島がボスを攻撃

 

汰「つ、強いッス!」

 

★ボスを撃破

 

初心者「あ、ありがとうございます! なんとお礼を言ったらいいのか…」

 

浦島「良いんだよ。また何かあったら気楽に相談してくれよな」

 

初心者「ありがとうございます!」

 

浦島「時代は変わっても、人はなかなか変わらないな」

浦島「乙姫、さっきは酷いことを言ってすまなかった。その服、まだ着ててくれたんだな」

 

乙姫「なんか急に改まっちゃって恥ずかしいよw」

乙姫「でも懐かしかったw ありがとうww」

 

???「あのー、すみません。こちらで不正利用者を感知したのですが~」

 

★アケロンに進化した亀が登場する。

 

亀「おや、アナタはあの時の恩人ではありませんか!」

 

浦島「560年前にキアに行く途中で助けた亀か!」

 

乙姫「どこに行ってたの!? 姿まで変わっちゃって!」

 

亀「いえ、僕たちはミレシアンにならなかったので、別のコンテンツに回されただけですよ」

 

乙姫「そうだったんだね。 無事でよかった」

 

亀「僕はあれから出世しまして、今ではアヴァロン浄化ミッションのアケロンを担当しています」

亀「やっと権限を持てたから、浦島さんの凍結を解除してあげたのに、またすぐに不正なんて困りますよ!」

 

浦島「そうか、急に凍結が解除されたのはキミのおかげだったのか!」

浦島「すまなかったな。 どうしても人を救いたかったんだ」

 

亀「アナタらしいというか、なんというか…」

 

亀「ちょっと本部に連絡してみますね」

亀「ええ、はい…。 ああ、そうですか…」

亀「わかりました~。 はーい、はーい」

 

亀「ごめんなさい、結論から申し上げますとアカウント停止処分になります」

 

乙姫「そんな! 彼は人を助けるためにやったんだし!」

 

亀「僕は彼の性格を良く知っているつもりですが、本部は結果で判断するしかありませんからねぇ」

亀「今回で二度目なので、流石にB●Nを逃れる方法は無いかと思われます」

 

浦島「わかった。迷惑をかけたな」

 

亀「ただし! この話には続きがあります!」

亀「玉手箱に触れてしまったのは、単純にこちらの不手際もあるので」

亀「謎の技術を使って、浦島さんだけ過去の世界に戻す方向ならOKとのことです」

 

平女「謎の技術?」

 

亀「そこは触れないでいただきたい」

※設定が曖昧なんです タイムトラベルものは話の整合性がとりにくいんです

 

汰「過去に帰るか、B●Nされるかの2択ってワケッスね。良かったじゃないっすか!」

 

浦島「本当か!! 元の時代に帰れるのか!」

 

亀「ええ、帰れますよ。浦島さんだけね」

 

浦島「じ、じゃあ、ここにいる乙姫は?」

 

亀「残念ながら、過去に帰れるのは浦島さんだけです。この世界の乙姫さんはしっかり14年間暮らしてきていますから」

亀「この世界の浦島太郎はB●Nされたということになり、意識だけ過去に戻る形ですね」

 

浦島「そうか…」

 

乙姫「私はこの時代でも元気にやってたから気にしなくてもいいよw」

乙姫「むしろ浦島君が今現れたこと自体がイレギュラーだったんだからさ」

 

浦島「過去に戻れば乙姫が居るのか…」

 

乙姫「うん、昔の私によろしくね! 考えすぎは良くないぞーって伝えておいてw」

※他にもマビらしい失敗などをあげる

 

浦島「ああ、すまない」

 

乙姫「今度は玉手箱を空けるんじゃないぞーw」

 

浦島「なあ、亀。いや、アケロン」

 

亀「はいはい」

 

●浦島が亀の耳元で何やらささやいたようでした。

●その言葉を聞いたアケロンは、一瞬驚いた顔をした後、静かに呪文を唱えます。

 

★浦島が消える

 

亀「では、私もこれで失礼します」

 

汰「行ったッスね。でも本当に良いッスか?」

 

乙姫「全然平気」

乙姫「と言ったら嘘になるけどねw」

 

乙姫「違う世界の私と、違う思い出を作ってくれるんだろうなって」

乙姫「そう考えると少しだけ楽になる気がするの」

 

汰「しっかし、アイツ、案外帰り際は呆気なかったッスねぇ」

 

乙姫「しょうがないよ、彼は私と違って急に14年後の世界に来ちゃったんだから、これから思い出を作っていくはずだよ」

乙姫「急に変わった私を見てびっくりしたと思うしね…」

 

平女「この時代には私たちが居るよ」

 

乙姫「ありがとう」

 

★ここから紙芝居タイム

 

●浦島は亀の力を使って、過去の時代に帰ってしまいました。

●残された乙姫はというと、特に今までと変わりはなく、

●いつものメンバーと一緒に、楽しい日々を過ごしていました。

 

●ただ、やっぱり心のどこかで「浦島が居たらどんな生活を送っていたんだろう」と、

●新しいコンテンツで遊んでは、無意識に浦島と重ね合わせていました。

 

●チャイナ服はというと、なぜか捨てたいと思わなくなりました。

●以前はあんなに手放したくて仕方がなかったのに…。

●良い思い出で終わったからなのか、自分の中で諦めが付いたからなのか、本当の答えは分かりません。

 

●でも、願いが叶うならもう一度、あの懐かしい日々を送ってみたいなと、

●今頃は浦島と過去の自分は楽しくやっているんだろうなと、

●そのような想像ばかりが膨れ上がっていました。

 

●しかし、その願いは叶うはずがありません。

●なぜなら、亀の与えた選択肢には「彼がこの時代に残る」というものが存在しなかったのですから。

 

★乙姫、汰、ひらめ登場

 

乙姫「じゃあ、ギルド石設置するよー!」

乙姫「竜宮城ギルドできたぞー!! メンバーくるかなー?」

 

汰「まあ、俺たちだけでも別にいいッスけど」

 

乙姫「それじゃあギルドとして成り立ってないでしょw」

 

汰「でも今更新規でギルメンなんて来るかな~」

 

亀太郎「ごめんください」

 

「(きたっ!?)」×3

 

乙姫「よ、ようこそ~w 初めまして~w」

※顔が引きつっているとツッコミ

 

亀太郎「俺だよ俺、浦島」

 

乙姫「え…?」

 

乙姫「ど、どうしてあなたがここに? B●Nか過去に行くしか選択肢が無かったはずなのに…」

 

亀太郎「だからB●Nを選んだんだよ。 そして亀に新しいキャラを貰ったんだ」

 

乙姫「それじゃ…過去の私はどうするの?! きっとまた長い間待たされるはず…」

 

亀太郎「それなんだけどな。 仮に俺が昔に戻ったら、今の乙姫はどうなるのかなと思ったんだ」

亀太郎「俺がこうすることで、どの世界軸でも離れ離れになることはないかなって」

 

亀太郎「間は空くけどね…」

※具体的な時間を入れる

 

乙姫「心配かけないように簡単に言ったけどね、本当は凄く辛かったんだから! 540年よ!?」

 

亀太郎「すまない、そこは俺ドジだからさ。でも聞いて欲しい」

亀太郎「俺は昔の事ばっかり考えてた。 でも乙姫の言葉を思い出したんだ」

 

亀太郎「この時代に居る乙姫は、紛れもなく俺の大好きな乙姫だし」

亀太郎「昔ばかり見ていた俺に、今の楽しさを教えてくれようとしたのかなって」

亀太郎「それに、今からでも1から楽しくやり直せば良いんだよな」

※新規ボーナスについて

 

乙姫「そうだったんですね…」

 

亀太郎「昔、エンチャントが一度失敗してから上手くいったように、」

亀太郎「一度失敗しても、もう一度1から頑張れば良いのかなって」

 

——————501———————-

 

乙姫「うまいこといったつもりですか!? でも…」

乙姫「今度はもっと良いエンチャントでお願いしますねっ!」

 

亀太郎「ああ、任せろ!」

 

★ミュージカルスタート

 

テーマ

昔ばっかり見てたけど、未来も素晴らしい

変化は怖いかもしれないけど、進んでみれば楽しいかもしれない

だから希望を抱いて前に進みましょう

 

★間奏

 

汰「あーあ、乙姫に惚れてたのになあ…」

 

平女「アナタには私がいる」

 

汰「ええっ!?」

 

平女「私じゃ、嫌か?」

 

汰「うーん…確かに、辛い時にいつも一緒に居てくれたのは平女ッスよね」

 

汰「ありがとッス、これからもよろしくッス!」

 

平女「うん」

 

★ミュージカル終わり

 

●ところでみなさん、浦島太郎の原作には続きがあることはご存じでしたか?

 

乙姫「では、少しだけお待ちくださいね」

 

★舞台裏に移動

 

鶴姫「おまたせしましたー!」

 

亀太郎「キャラが変わった!?」

 

鶴姫「どうせなら私も1から一緒に思い出を作りたいなって思いまして!」

 

亀太郎「俺なんかのためにありがとう!」

 

●その後、鶴と亀に転生したふたりは、末永く幸せに暮らしたといいます。

 

●終わり

 

—————–518————-+ミュージカルの時間

1つのセリフに10秒かけて、86分で終了?