マイロ
～戦下のテディ・ラビット～

マビ劇： 前半のあらすじ 

戦間期のドイツ、とある片田舎…一体のテディ・ラビットが生まれました。ラビットは小さな女の子エーファの家に迎えられ、マイロと名付けられました。

幼馴染のユリアンと共に、３人は兄妹のように同じ時を過ごします。

ある日、ユリアンの持ち込んだ海の写真に憧れた３人はいつか海を目指すことを約束します。

しかしそれが叶うことなく第２次大戦が勃発。ナチスの人種隔離政策により、ユダヤ人であったエーファ親子は収容所へ連行されてしまいました。

やがて収容所を突き止めたユリアンとマイロは、母の決死の手引きでエーファを連れ出すことに成功します。

北へ北へと海を目指し逃避行を続ける３人でしたが、ついにゲシュタポの手から逃れることはできず、エーファは凶弾に倒れてしまうのでした。

反ナチス活動家であるショル兄妹により助けられたユリアンは、やがて彼らの意志に同調し活動を共にします。しかし取り締まりを強めるゲシュタポの魔の手は、ショル兄妹にも例外なく迫るのでした。

そして長い時を経て目を覚ましたマイロ。

偶然その場に居合わせた米軍兵士ジェイムスを助けることになったマイロは、やがて部隊に幸運をもたらすマスコットとして重宝されるようになり、戦争が終わるまでの時を彼と仲間たちと共に過ごすことになるのでした。

ジェイムスと別れ彼の故郷へ送られることになったマイロ。しかし、マイロの冒険はまだまだ始まったばかりなのでした。

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